配管工事の種類について
2023/06/01
配管工事には、敷設する配管によって様々な種類があります。
これらの配管は見えないところで、人々の生活を支えています。
今回は、配管工事にはどんな種類があるのか、その代表的なものについて解説します。
配管工事の種類
衛生配管工事
水道や下水などの衛生設備に関する配管を敷設する工事です。
家庭に水道水を運ぶ水道工事や、トイレや浴室から流れた水を運ぶ下水工事があります。
空調配管工事
空調設備に関する配管を敷設する工事です。
エアコンなどの空調設備のための配管や、排気のためのダクト工事があります。
ガス配管工事
都市ガスを供給するための配管を敷説する工事です。
万が一、ガス漏れが発生すると大変危険なので、ガス配管工事には高い技術力が必要とされます。
そのため、経験を積んだ配管工が担当することが多いでしょう。
医療ガス配管工事
病院などで使用される治療用の酸素や窒素を送るための配管工事です。
一般のガス配管工事と分けて、「医療ガス配管工事」と呼ばれることがあります。
こちらも、ガス配管工事と同じく、高い技術力が必要です。
防災設備配管工事
消防法で定められているスプリンクラーなど、防災設備の配管を敷設する工事です。
消火配管工事と呼ばれることもあります。
まとめ
配管工事には、衛生・空調・ガス・防災設備など、配管によって様々な工事があります。
工事の種類によって、敷設方法・材料などが変わり、専門的な知識が必要とされます。
特に医療ガスを含むガス配管工事では、漏れがあると危険なため、経験を積んだ配管工が担当することが多いでしょう。
これらの配管がインフラとして、人々の生活を支えているのです。