制御盤ケーブルの種類について
2022/11/15
制御盤には、さまざまな種類のケーブルが使われます。
では、実際にどんなケーブルが使われるのでしょうか。
そこで今回は、制御盤のケーブルの種類についてご紹介します。
制御盤のケーブルの種類
VCT
VCTは、600Vビニル絶縁キャブタイヤケーブルと呼ばれるものです。
制御盤から中継ボックスへの配線・モーターへの配線・電源コード・発電機など移動用機器のケーブルとして使われます。
VCTは交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用します。
VCTF
VCTFは、ビニルキャブタイヤ丸型コードと呼ばれるものです。
銅線がビニルで覆われており、VCTと構造と材質が似ています。
見た目はケーブルですが、コード及び移動電線に分類されます。
制御盤からモーター機器への配線・電源線・信号線に使用されるものです。
IV
IVは600Vビニル絶縁電線のことです。
銅線をポリ塩化ビニルで覆っています。
1本の導線の単線と複数の銅線を合わせたより線の種類があります。
用途は、分電盤から設備制御への設置用配線や制御盤や動力盤内の配線に使われます。
KIV
KIVは、電気機器用ビニル絶縁電線のことです。
用途は、制御盤内の配線として使われます。
IVよりも曲げやすいため、配線作業がしやすいといわれています。
まとめ
制御盤のケーブルの種類は、VCT・VCTF・IV・KIVなどがあります。
今回ご紹介したもの以外にも、ケーブルにはまだまだ沢山の種類が存在します。
また「西田電工株式会社」では、電気工事を承っている会社です。
大阪で電気工事のご依頼をしたい場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。