LAN工事の耐用年数について
2022/08/05
新設や既存の建物における工事において、通信の要となるLAN工事は必要なものですよね。
しかしLAN工事に関する機器など、どの程度の年数使い続けられるのか把握していない方も多いです。
そこで今回は、LAN工事の耐用年数についてご紹介いたします。
LAN工事の耐用年数
機器ごとの耐用年数
そもそも耐用年数とは、設備・機器などの法定上定められた使用期間を表します。
LAN工事で取り扱うすべての機器の耐用年数は、以前まで一括して6年間と決まっていました。しかし、2002年以降は機器ごとに差があるものとして、規定が設けられたのです。
各機器ごとの耐用年数は、下記の通りです。 <耐用年数>
アプリケーションソフト・ネットワークオペレーションシステム・プリンター…5年
サーバー・端末機…6年
LANボード・ハブ・ルータ・リピーター・光ケーブル…10年
同軸ケーブル・ツイストペアケーブル…18年
中古機器の耐用年数
これまでにご紹介した耐用年数は新品において該当するものであり、中古機器は法律上該当されません。
しかし、中古製品もこれまでに経過した年数から見て、おおよその使用可能な期間を算出できます。
算出方法は、下記の通りです。
耐用年数が一部経過した機器…残りの耐用年数に、経過年数の20%を足した年数
耐用年数が経過した機器…元々の耐用年数の20%相当の年数
まとめ
LAN工事で使用する機器には光ケーブル・サーバーなど様々な種類があり、それぞれに耐用年数の違いがあるんです。
また中古機器を使う場合は法的な耐用年数は該当しませんが、計算によっておおよその使用可能な期間を算出できます。
弊社では、LAN工事・機械設備の配線工事などのご依頼にも高い技術力でお答えいたします。
電気工事に関するご相談がありましたら、ぜひお問い合わせください。